- 男性は病気の影響で言葉を理解できても
- 発言ができなくなっていて、
- 何も反論できない男性に向かって奥さんは
- 淡々と自分が言われていた言葉を繰り返してた
- 「病気になるのはお前に『クモリ』があるからだ」
- 「お前の『クモリ』がお前を苦しめてる。
- その『クモリ』を浄化しないからこうなるんだ」
- 「お前が病気で苦しんでるのは自業自得だ。
- きちんと『メイシュサマ』にお祈りしなかったからだ」
- 「『メイシュサマ』に
- お祈りしておけば病気なんかにならない。
- お前の気持ちが届いてないから『メイシュサマ』に
- 守ってもらえないんだ」
- 「きちんと『メイシュサマ』に
- 感謝をすれば死なないんだ」
- 「お前のせいだ、お前が悪い」
- これを来る日も来る日も繰り返してた
- 男性はこの言葉を言われるたびに涙を流してた
- なんで俺がこんなに詳しく覚えていたかというと、
- 奥さんと入れ替わりに来る娘さんたちも
- 全く同じ言葉を何度も何度も繰り返していたから
- 長女さんに至っては
- 「私が発作で倒れたとき、
- 救急車呼ばずに『浄霊』してたよね」
- 「薬は毒だっていって、
- 命に関わる薬を隠したり捨てたりしたよね」
- 「それを私が小3のころにやったんだよ?
- 覚えてる?」
- 「私が先天性の難病にかかってたのは
- 自業自得なんだよね?
- じゃああなたがこんなことになったのも自業自得だよね」