ちょうど私は臨月で出産。
里帰り予定だったのに、お腹の子が男だとわかって、里帰り反対、旦那実家で生めと言い出した。
しかし、良トメは腰痛持ちで日々の家事がやっと、旦那とて仕事で帰宅は不定。
さらにお腹の子は双子。
そんなので義実家なんか行ったら気が狂う、
と皆が反対するのに、ウトは
「わしが面倒見る、心配するな。
なんと言っても家の跡取りだものな」だと。
私の実家にまでわざわざ赴き、
実両親にまで「是非」と強引に押しまくる。
旦那もへたれ気味なので
「せっかくだし」とか言いだし、
実両親まで「ああ言ってくれているのだから」とか言い出す。
しかし、ウトは自分の子供のおむつひとつ替えたことなく、ミルクさえ調乳したことがない。
そこを指摘しても、「これから勉強する」だと。
最後は私にまで、「頼むからこっちで生んでくれ」と頭下げてくる。
こちらも遠慮のない性格なので、
それじゃあ、と私も腹をくくり
「こき使いますからね」と宣言。
退院してそのまま義実家へ。
トメが気を利かせてくれて一室が用意され、
風呂にも台所にも近かった。
ウトが
「じゃあ、祝いでもするか。寿司とろう」と
言いだすが、こちとらへとへとで、それどころではない。
「私は休みます」とさっそく部屋へひっこむ。
ウトはむっとしていたらしいが知るものか。
コメント
私の父は最初は怖がっていましたが
少しずつ沐浴もオムツの交換もミルクやりも全て慣れました
私の体調が回復して仕事復帰してからは我が家にせっせと通い面倒をみてくれました。娘は勿論じいちゃまラブ
父は戦友会にいくにも一緒お陰でよそのお年寄りにも優しい子になりました
by じいじのむすめ